神奈川県鎌倉市、北鎌倉駅のすぐ目の前にある円覚寺ですが、こちらでいただける御朱印について先日記事を書きました。

今日は円覚寺内でいただくことのできる御朱印をもう二種類ご紹介します🎶
弁天堂
弁天堂の位置
弁天堂は、円覚寺の境内のなかでも右手側に位置しています。

文字が横向きですが、この辺です。
円覚寺入り口からそこまで離れていないので、分かりやすいと思います。
弁天堂への最初の入り口はこんな感じです。

果てしなく見える階段…
正直諦めようかと思っちゃいました😂
まあ行けるだろうと思っていましたが、甘かった。

その先がこんな感じでした(笑)
私が訪れたのが、夕方で疲れていたのもあって、しんどかったです😂
弁天堂、洪鐘とは
登りきると、目の前に弁天堂があります。


さらに、弁天堂と向かい合わせになるような位置に、
国宝である洪鐘(おおがね)があります。

弁天堂と洪鐘は深く関係しています。
北条貞時公が、国家安泰を祈願して鐘の鋳造を命じましたが、鋳造がうまくいかなかったため、江ノ島の弁天様に七日間参詣しました。
すると夢に「円覚寺の白鷺池の底を掘ってみよ」というお告げがあり、掘ってみると、龍の頭の形をした金銅の塊が見つかり、それを鋳造して洪鐘を作ったと言われています。
貞時公はこの体験に感激され、洪鐘のご神体として弁天堂を確立しました。
洪鐘は1301年にできあがりました。
階段でたくさん登ってきたので見晴らしがよかったです🎶
奥に御朱印所と、休憩できる洪鐘弁天茶屋もありました。


休憩所からの眺めも良かったです♪
茶屋のメニューは、カレーや甘味、飲み物等いろいろありましたが、
円覚寺入場券をみせると甘酒が100円引きでした😍(450円→350円)
営業は10:00~16:00です🍴
弁天堂の御朱印
御朱印はこちら。

300円でいただけます。
弁天堂や洪鐘、御朱印についても円覚寺HPでも紹介されていますよ✨
佛日庵
佛日庵の位置
佛日庵は、円覚寺の中でもまっすぐ奥の方に位置しています。
舎利殿の近くです。

佛日庵の入り口はこんな感じです。
こちらは円覚寺入場料とは別途で100円の入場料がかかります。

佛日庵とは
佛日庵は円覚寺の開基である北条時宗公を祀る塔頭寺院です。
時宗公はこの場所で、禅の修業を行っていました。


境内には、時宗公が禅の修業をしていたときに信仰していた十一面観音坐像(鎌倉観音霊場第三十三番)と北条時宗公、貞時公、高時公の各木像が安置してあります。
本堂には南北朝期の地蔵菩薩坐像(鎌倉地蔵霊場十四番)と鶴隠周音木像が安置してあります。
拝観時間は円覚寺と同じです。
また、こちらでは500円でお抹茶をいただくことができます。
佛日庵の境内は、円覚寺とはまた隔離されているので、
別の時間の流れの様なゆったりとした時を過ごせますよ✨
佛日庵の御朱印
御朱印はこちらです。


こちらは「北条時宗廟」の御朱印です。
撮影の許可をいただき、とても親切な方が書いてくださいました🎶
佛日庵では、こちらの御朱印の他に、
鎌倉地蔵尊霊場第十四番「南無延命地蔵」の御朱印
鎌倉観音霊場第三十三番「南無十一面観世音」の御朱印
がいただけます。全て300円です。
参拝を終えて
弁天堂は、とにかく階段がキツかったです😂
ちゃんと数えていませんが、140段ほどあるようです…
体力に自信のある方はオススメです(笑)
それにしても、一人で上るのにもかなりしんどかったのに、
あんなに狭く急な階段の先に大きく重たい国宝・洪鐘を持って行った
当時の人々はすごいと思います😅✨
佛日庵はとても落ち着いた境内でした🎶
廟所(びょうしょ)の前にある赤い布が敷かれた椅子と、
お抹茶のマッチングも抜群です!
日本の良いところがギュッと詰まった場所でした。
円覚寺を訪れた際は、ぜひ行ってみてください🌸